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title: "OCR タスクをスケジュールしてフォルダーを自動処理する"
description: "SMB ストレージ接続を作成し、入力フォルダーと出力フォルダーを選択して、週単位のスケジュールとフォルダー階層の深さを設定し、スケジュールが実行されることを確認します"
canonical_url: "https://docs.ardge.com/ja/knowledge/precisemd/schedule-ocr-tasks"
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# OCR タスクをスケジュールしてフォルダーを自動処理する

> SMB ストレージ接続を作成し、入力フォルダーと出力フォルダーを選択して、週単位のスケジュールとフォルダー階層の深さを設定し、スケジュールが実行されることを確認します

## 概要

**OCR task** はソースフォルダーからファイルを読み取り、解析した Markdown を別のフォルダーに書き出します。**Sync schedule** を設定すれば、指定した曜日と時刻にタスクが自動実行されるため、ソースフォルダーに追加された新しいファイルは、誰かが手動で実行しなくても処理されます。

この記事では、SMB ストレージ接続の作成、タスクの作成と入力・出力フォルダーの選択、同期スケジュールとフォルダー階層の深さの設定、そしてスケジュールが実行されることの確認について説明します。

## この記事で学べること

- NAS を指す SMB ストレージ接続を作成する
- OCR タスクを作成し、フォルダーピッカーで入力先と出力先を選択する
- 週単位の実行の曜日と時刻を設定する
- フォルダー階層の深さで、スキャンするサブフォルダーの階層数を制御する

**所要時間: 約 20 分**（NAS 側の権限変更に要する時間は含みません）

## 対象バージョン

- PreciseMD 1.4.0 以降

## 事前準備

- モデル接続が設定済みであること。[PreciseMD でモデル接続を設定する](https://docs.ardge.com/ja/knowledge/precisemd/model-connection) を参照してください
- NAS 上に PreciseMD 用のアカウントを作成し、**ソースフォルダーへの読み取り権限** と **ターゲットフォルダーへの書き込み権限** を付与していること
- NAS の IP アドレス、そのアカウントのユーザー名とパスワード、および使用する共有フォルダーの名前が分かっていること

## ステップ 1: ストレージ接続を作成する

タスクの入力先と出力先は、どちらもストレージ接続を指します。必要な接続がすでに存在する場合は、このステップを省略してください。

1. **Storage connections** ページに移動します
2. *Remote connection management* セクションで **Add connection** をクリックします
3. 次のように各項目を入力します

<table>
<thead>
  <tr>
    <th>
      項目
    </th>
    
    <th>
      入力値
    </th>
    
    <th>
      ルールと注意事項
    </th>
  </tr>
</thead>

<tbody>
  <tr>
    <td>
      <strong>
        Name
      </strong>
    </td>
    
    <td>
      この接続を識別する名前
    </td>
    
    <td>
      必須、最大 30 文字
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <strong>
        IP address
      </strong>
    </td>
    
    <td>
      NAS の IP アドレス
    </td>
    
    <td>
      必須、<code>
        192.168.X.XXX
      </code>
      
       の形式
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <strong>
        Username
      </strong>
    </td>
    
    <td>
      PreciseMD 用の NAS アカウント
    </td>
    
    <td>
      必須
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <strong>
        Password
      </strong>
    </td>
    
    <td>
      そのアカウントのパスワード
    </td>
    
    <td>
      必須
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <strong>
        Share name
      </strong>
    </td>
    
    <td>
      接続先の共有フォルダー
    </td>
    
    <td>
      必須。システムが上記 4 つの値を使って NAS から一覧を取得します
    </td>
  </tr>
</tbody>
</table>

1. **Share name** のドロップダウンをクリックします。上記 4 つの値が入力されるまでは「Fill in the connection details first」と表示されます
2. 共有フォルダーを選択し、**Save** をクリックします

ページに「Data source created」と表示され、*Remote connection management* の一覧に接続が追加されます。

![ストレージ接続ページ](https://docs.ardge.com/screenshots/knowledge/ja/precisemd/schedule-ocr-tasks/step-1-1.webp)

![リモート接続の追加](https://docs.ardge.com/screenshots/knowledge/ja/precisemd/schedule-ocr-tasks/step-1-2.webp)

## ステップ 2: タスクを作成し、入力・出力フォルダーを選択する

1. **OCR tasks** ページに移動し、**Create task** をクリックします
2. **Name** にタスク名を入力します
3. **Input folder** の左側のドロップダウンでソース側のストレージ接続を選択し、右側のフォルダーボタンをクリックします
4. 開いたフォルダーピッカーでソースフォルダーを選択します:

  - フォルダー名をクリックすると、そのフォルダーが選択されます
  - 行の右端にある矢印アイコン **Enter folder** をクリックすると、1 階層下を参照できます
  - 上部の戻るアイコン **Up one level** をクリックすると、元の階層に戻ります
  - 上部のチェックアイコン **Select this level** をクリックすると、現在の階層が選択されます
5. **OCR output folder** についても、同じ方法でターゲット側のストレージ接続とフォルダーを選択します。ターゲット側のフォルダーピッカーには **Create folder** アイコンもあり、その階層に新しいフォルダーを作成できます

![タスクの作成](https://docs.ardge.com/screenshots/knowledge/ja/precisemd/schedule-ocr-tasks/step-2-1.webp)

![入力フォルダーの選択](https://docs.ardge.com/screenshots/knowledge/ja/precisemd/schedule-ocr-tasks/step-2-2.webp)

<warning>

**ソースとターゲットは重複してはいけません：**

同じフォルダーを指定することはできず、一方が他方の中に含まれていることも許されません。送信すると「The source and target folders can't be the same or nested, or the output would be reprocessed」と表示されます。ターゲットフォルダーは他のタスクのフォルダーと重複してもいけません。その場合は「The source or target folder can't overlap another task's」と表示されます。

</warning>

<note>

**接続のステータスによって選択できる範囲が変わります：**

ドロップダウンで **Read-only** と表示された接続は **Input folder** にのみ使用できます。**OCR output folder** にはステータスが **Normal** の接続のみを指定できます。

</note>

## ステップ 3: 同期スケジュールを設定する

1. **Sync schedule** セクションで **Enable** を選択します
2. 曜日セレクターで実行する曜日を選択します。最低 1 つ必要です
3. 右側の時刻ピッカーで実行時刻を設定します

<warning>

**曜日を選択しないと送信できません：**

**Enable** を選択したまま曜日を選ばずに送信すると、「Select at least one day.」と表示されます。

</warning>

スケジュールは週 1 回から週 7 回まで実行され、選択した各曜日の指定時刻に 1 回実行されます。

![スケジュール時刻の選択](https://docs.ardge.com/screenshots/knowledge/ja/precisemd/schedule-ocr-tasks/step-3.webp)

## ステップ 4: 詳細オプションを設定する

1. フォーム下部の **Advanced settings** を展開します
2. 必要に応じて次の項目を調整します

<table>
<thead>
  <tr>
    <th>
      項目
    </th>
    
    <th>
      デフォルト
    </th>
    
    <th>
      役割
    </th>
  </tr>
</thead>

<tbody>
  <tr>
    <td>
      <strong>
        Vision correction
      </strong>
    </td>
    
    <td>
      選択済み
    </td>
    
    <td>
      マルチモーダルモデルで OCR 出力を強化します。使いどころについては <a href="https://docs.ardge.com/ja/knowledge/precisemd/vision-correction">
        ビジョン補正はいつ有効にすべきですか？
      </a>
      
       を参照してください
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      プロンプトエディター
    </td>
    
    <td>
      空欄
    </td>
    
    <td>
      ドキュメントの種別と内容を記述します。<strong>
        Vision correction
      </strong>
      
       の選択を外すと無効になります。プロンプトテンプレートを保存している場合は、右上の <strong>
        Choose from prompts
      </strong>
      
       から適用できます
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <strong>
        Folder depth
      </strong>
    </td>
    
    <td>
      <code>
        10
      </code>
    </td>
    
    <td>
      スキャンするサブフォルダーの階層数で、1 から 100 まで指定できます。それより深いフォルダーとその中のファイルはスキップされます
    </td>
  </tr>
</tbody>
</table>

1. **Create** をクリックします

ページに「Task created」と表示され、タスクが **OCR tasks** の一覧に追加されます。**Next scheduled run** 列には、次回の実行予定時刻が表示されます。

## ステップ 5: スケジュールが実行されることを確認する

指定した時刻になると、タスクは自動的に実行されます。

1. **OCR tasks** ページに移動します
2. タスクの **Last run** 列でステータスと完了時刻を確認します
3. その行のアクションメニューを開き、**History** を選択します
4. 最新の行の **Trigger** 列を確認します

スケジュールによって実行された場合、**Trigger** は **Scheduled** と表示されます。誰かが実行ボタンをクリックした場合は **Manual** と表示されます。

![タスク一覧と次回のスケジュール](https://docs.ardge.com/screenshots/knowledge/ja/precisemd/schedule-ocr-tasks/step-5.webp)

## すでに処理済みのファイルは再実行されません

タスクは実行のたびにソースフォルダーをスキャンし、ファイルパスとコンテンツハッシュを既存の記録と比較します。内容が変わっていないファイルはスキップされ、**File details** では **Skipped** と表示され、備考列には **Content unchanged** と表示されます。そのため、スケジュール実行を繰り返しても、変更されていないファイルが再解析されることはありません。

## トラブルシューティング

<table>
<thead>
  <tr>
    <th>
      メッセージ
    </th>
    
    <th>
      考えられる原因
    </th>
    
    <th>
      対処方法
    </th>
  </tr>
</thead>

<tbody>
  <tr>
    <td>
      <code>
        The source and target folders can't be the same or nested, or the output would be reprocessed
      </code>
    </td>
    
    <td>
      入力先と出力先が同じフォルダーを指している、または一方が他方の中にある
    </td>
    
    <td>
      ステップ 2 に戻り、重複しない 2 つのフォルダーを選択します
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <code>
        The source or target folder can't overlap another task's
      </code>
    </td>
    
    <td>
      フォルダーが他のタスクの設定と重複している
    </td>
    
    <td>
      ステップ 2 に戻り、専用の出力フォルダーを使用します
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <code>
        Task name already exists
      </code>
    </td>
    
    <td>
      名前が既存のタスクと重複している
    </td>
    
    <td>
      ステップ 2 に戻り、別の名前を使用します
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <code>
        NAS authentication failed
      </code>
    </td>
    
    <td>
      ストレージ接続のユーザー名またはパスワードが誤っている
    </td>
    
    <td>
      ステップ 1 に戻り、その接続を編集して認証情報を再入力します
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <code>
        Insufficient NAS permissions
      </code>
    </td>
    
    <td>
      NAS アカウントにそのフォルダーへの権限がない
    </td>
    
    <td>
      NAS 側で、ソースフォルダーへの読み取り権限とターゲットフォルダーへの書き込み権限を付与します
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      <code>
        A run is already in progress. Try again later
      </code>
    </td>
    
    <td>
      前回の実行が完了していない
    </td>
    
    <td>
      完了するまで待ってから、次の実行を開始します
    </td>
  </tr>
</tbody>
</table>

## 次のステップ

実行後は、履歴から各ファイルの結果を追跡します。[OCR タスクの履歴を確認し、失敗したファイルを調査する](https://docs.ardge.com/ja/knowledge/precisemd/ocr-task-history) を参照してください。

## 関連記事

- [OCR 出力フォルダーにはどのようなファイルが生成されますか？](https://docs.ardge.com/ja/knowledge/precisemd/ocr-output-files)
- [ビジョン補正はいつ有効にすべきですか？](https://docs.ardge.com/ja/knowledge/precisemd/vision-correction)
- [PreciseMD が対応するファイル形式と制限は？](https://docs.ardge.com/ja/knowledge/precisemd/formats-and-limits)


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