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title: "初期化"
description: "ARX の初期セットアップウィザード（システム更新、管理者アカウント、タイムゾーン、ネットワーク、ディスク）を進める手順と、避けるべき失敗"
canonical_url: "https://docs.ardge.com/ja/guide/start-here/init"
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# 初期化

> ARX の初期セットアップウィザード（システム更新、管理者アカウント、タイムゾーン、ネットワーク、ディスク）を進める手順と、避けるべき失敗

## 概要

初期化は、すべての ARX が初めて電源を入れたときに実施するセットアップです。ここで管理者アカウントを作成し、ネットワークとタイムゾーンを設定して、このあと使う AI モデル、アプリ、ストレージのための環境を整えます。

すべての設定を一度に理解する必要はありません。ほとんどの項目は最初に一度設定するだけで、あとから [Control Panel](https://docs.ardge.com/ja/guide/manage-arx/overview) や [Storage Manager](https://docs.ardge.com/ja/guide/connect-your-data/storage-manager) で変更できます。

**システム更新 → 管理者 → タイムゾーン → ネットワーク → ストレージ → ARDGE アカウント（任意）→ 確認して初期化**

**45〜60 分** を見込んでください。実際の所要時間は回線速度、更新ファイルのサイズ、デバイスの構成によって変わります。ウィザード自体は約 10 分で、残りはシステムが自動的に処理します。

<table>
<thead>
  <tr>
    <th>
      フェーズ
    </th>
    
    <th>
      内容
    </th>
    
    <th>
      所要時間の目安
    </th>
  </tr>
</thead>

<tbody>
  <tr>
    <td>
      1. ARX システム更新
    </td>
    
    <td>
      システムバージョンを選択し、デバイスがインストールします
    </td>
    
    <td>
      回線速度によります
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      2. 再起動
    </td>
    
    <td>
      更新を適用するためにデバイスが再起動します
    </td>
    
    <td>
      最大 10 分
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      3. セットアップウィザード
    </td>
    
    <td>
      設定ページを順に進めます
    </td>
    
    <td>
      10 分
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      4. 初期化
    </td>
    
    <td>
      システムがすべてのサービスをデプロイします
    </td>
    
    <td>
      25〜30 分
    </td>
  </tr>
</tbody>
</table>

## 事前準備

<warning>

**ネットワークケーブルは必須です：**

デバイスの電源を入れる前に、インターネットに接続できるネットワークへイーサネットケーブルを接続してください。

</warning>

次のものを用意します。

- インターネットに接続できるネットワークにつながったイーサネットケーブル
- 同じネットワーク上にあり、デバイスを検出するための **ARDGE Finder** をインストールしたコンピューター
- ディスクスロットが複数あるデバイスでは、使用予定のディスクがスロットに装着されていること

<caution>

初期化中およびシステム更新中は電源を切らないでください。一部の処理ではデバイスが再起動するため、短時間接続できなくなるのは正常な動作です。

</caution>

## 手順 1: システムバージョンを選択する

**System Update** ページには 2 つの選択肢があります。

- **Update to Latest Version** — 利用可能な最新リリースをダウンロードしてインストールし、その後再起動します
- **Keep Current Version** — 現在のバージョンのまま、ウィザードへ進みます

初回導入で回線が正常な場合は、最新リリースへ更新することをおすすめします。

<warning>

更新を開始したら、最後まで実行させてください。電源を切ったりネットワークを抜いたりしないでください。キャンセルはできません。

</warning>

## 手順 2: ホスト名と管理者アカウントを設定する

ホスト名は、この ARX がネットワーク上で呼ばれる名前です。管理者アカウントは、以降 ARX にサインインして管理するために使うアカウントです。

## 手順 3: タイムゾーンを選択する

ARX が設置されている地域のタイムゾーンを選択します。ドロップダウンには、すべての IANA タイムゾーンが UTC オフセットとともに表示されます。たとえば日本なら `Asia/Tokyo` です。

タイムゾーンは、システムログ、スケジュール実行、通知の時刻に影響します。

## 手順 4: ネットワークを設定する

**Network** ページには、リンクがアクティブなすべてのインターフェイスが表示されます。それぞれを次のいずれかで設定します。

- **DHCP** — ネットワークが自動的に IP を割り当てます。最も簡単に始められます
- **Static IP** — 固定 IP を指定します。本番導入や、IT があらかじめ固定セグメントを設計している場合に向いています

イーサネットポートが 2 つ以上あるデバイスでは、**Link Aggregation / Port Trunk** も利用できます。複数のポートを 1 つのインターフェイスに束ねる機能です。

<tip>

固定アドレスは初期化中にのみ反映されます。フェーズ 4 が完了したら新しいアドレスで接続し直すか、**ARDGE Finder** でデバイスを再度検出してください。

</tip>

## 手順 5: ディスクを割り当てる

この手順は、ディスクスロットが複数あるデバイスでのみ表示されます。ARX-100 のようなオールインワンモデルではスキップされます。

**Storage** ページで、検出されたすべてのディスクを次の 2 つのボリュームのいずれかに割り当てます。

- **System Volume** — システム本体を保持します。RAID 1 で保護されます
- **Data Volume** — モデル、アプリ、およびそれらのデータを保持します。拡張が必要になりやすいのもこちらです

<caution>

**割り当てたディスクはすべて消去されます：**

どちらのボリュームもフェーズ 4 で作成され、そのメンバーディスク上のデータはすべて消去されます。既にデータが入っている場合は、事前にバックアップしてください。

</caution>

### System Volume

- ハードウェアが許すなら 2 本以上を割り当て、RAID 1 を正常な状態に保ってください。1 本でも動作しますが、RAID 1 は Degraded のままになります
- 既存のシステムディスクより小さいディスクは参加できません。Data ディスクとして使用してください
- RAID 1 の容量は最も小さいメンバーで決まるため、大きいディスクを使うとその差分が無駄になります

### Data Volume

Data Volume には少なくとも 1 本のディスクが必要です。モデル、アプリ、アプリのデータはいずれも増え続けるため、容量計画では Data Volume を優先してください。

初期化のあとでも、[Storage Manager](https://docs.ardge.com/ja/guide/connect-your-data/storage-manager) で確認と再割り当てができます。

## 手順 6: ARDGE アカウントを連携する（任意）

ARDGE アカウントがある場合は、ここでサインインしてデバイスを紐付けると、ライセンスやその他の拡張サービスを利用できます。

不要であればスキップして、あとから [Control Panel > ARDGE Account](https://docs.ardge.com/ja/guide/advanced/ardge-account) で設定できます。

<warning>

**フォームに入力しただけではサインインになりません：**

**Sign in** をクリックしてアカウントを紐付けてください。フィールドに文字が残っている間は **Next** が押せません。スキップする場合は両方のフィールドを空にします。

</warning>

## 手順 7: 詳細設定（任意）

<note>

これは詳細設定であり、任意です。イメージのプル制限に当たっていなければ、スキップして構いません。

</note>

ここでの設定項目は **Docker Hub Auth** です。アカウントとパスワードを入力し、**Auth** をクリックします。両方のフィールドを入力するか、両方とも空欄にしてください。片方だけ入力すると **Next** が押せません。

<warning>

**プル制限に達したときはこれを設定します：**

初期化とシステム更新は、いずれも Docker Hub からコンテナイメージをプルします。匿名プルは 6 時間あたり 100 回で、送信元 IP 単位でカウントされ、同じネットワーク上の他のすべてのデバイスと共有されます。アカウントを使えば、そのアカウント専用に 200 回が割り当てられます。

</warning>

詳しくは [システム更新が Docker Hub の pull 上限に達した場合の対処](https://docs.ardge.com/ja/knowledge/arx-os/docker-pull-limit) を参照してください。

## 手順 8: 内容を確認して初期化を実行する

**Summary** ページには、設定したすべての内容が表示されます。ホスト名、管理者アカウント、タイムゾーン、ネットワーク設定、ストレージの割り当てはとくに確認してください。修正したい場合は **Back** で戻り、問題なければ **Execute Initialization** をクリックします。

初期化が始まると、システムがすべての ARX サービスをデプロイします。所要時間は 25〜30 分です。その間デバイスに接続できなくなることがあります。電源とネットワークは正常な状態のまま保ってください。

<caution>

**初期化中は電源を切らないでください：**

予期しないシャットダウンが起きると、次回の起動時にバックグラウンドで工場出荷状態へのリセットが実行されます。その間 ARDGE Finder からデバイスは見えません。電源を入れたまま待ってください。

</caution>

## 次のステップ

初期化が完了したら、[AI Model Center](https://docs.ardge.com/ja/guide/use-ai/ai-model-center) へ進み、最初のオンプレミスモデルを動かしましょう。


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