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title: "Storage Manager"
description: "ARX デバイスのストレージを管理する — System Volume と Data Volume、およびそのディスクを拡張し、NAS をアプリケーションに接続する"
canonical_url: "https://docs.ardge.com/ja/guide/connect-your-data/storage-manager"
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# Storage Manager

> ARX デバイスのストレージを管理する — System Volume と Data Volume、およびそのディスクを拡張し、NAS をアプリケーションに接続する

## 概要

Storage Manager が担うのは、とくに重要な次の 2 つです。

1. **ARX 自身のストレージを管理する** — 容量とディスクの健全性を確認し、必要に応じて拡張や交換を行います。
2. **NAS やリモートストレージを ARX に接続する** — 対応アプリが既存の社内データを直接読み取れるようにし、大量の出力を NAS へ書き出せるようにします。

**ARX ローカルストレージ** はシステム、モデル、アプリ、ローカルデータを保持します。
**リモートストレージ / NAS** はもともと社内にある共有データで、マウントして ARX アプリから利用します。

<note>

ARX-100 はローカルストレージの管理（**Storage** と **Disks**）に対応していません。今後のディスク増設可能な x86 モデルで提供されます。

</note>

![Storage Manager のストレージページ](https://docs.ardge.com/screenshots/guide/ja/storage-manager-storage.webp)

## Storage: ARX のローカル容量を確認して拡張する

デバイスのストレージは 2 つのボリュームに分かれており、どちらもシステムが作成します。作成も削除もできません。

- **System Volume** — RAID 1。システム自身のデータを保持します
- **Data Volume** — Longhorn。すべてのコンテナのストレージを支えるため、アプリケーションとモデルはこのボリュームで大きくなっていきます。通常、使用量が最も速く増えるのもこちらです

ここで行うのは、各ボリュームの使用状況を確認して拡張することです。**Manage Disks** で、ボリュームにディスクを追加したり、ディスクを取り外したりします。

各ボリュームには、使用率、使用容量、空き容量、合計容量、そして健全性ステータスが表示されます。

- **Healthy** — 正常です
- **Degraded** — メンバーディスクが停止していますが、データはまだ読み取れます。点検を予定してください
- **Rebuilding** — システムがデータを再構築しています
- **Failed** — 重大な問題が発生しており、対処が必要です

## Disks: 物理ディスクを確認する

デバイス内のすべてのディスクの健全性、所属するボリューム、装着されている物理スロットを確認します。交換が必要なディスクを見つけ、デバイスを開ける前に対象のスロットを特定するために使います。

ディスクは **Unassigned**、**System Volume**、**Data Volume** に分類され、各行にスロット、メーカー、モデル、容量、ステータスが表示されます。

ディスクのステータス:

<table>
<thead>
  <tr>
    <th>
      ステータス
    </th>
    
    <th>
      意味
    </th>
  </tr>
</thead>

<tbody>
  <tr>
    <td>
      Online
    </td>
    
    <td>
      正常に動作しています
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      Initializing
    </td>
    
    <td>
      ボリュームに追加された直後で、準備中です
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      Rebuilding
    </td>
    
    <td>
      このディスクにデータを再構築しています
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      Removing
    </td>
    
    <td>
      Longhorn がこのディスクのデータを他へ移行しています。行に進捗が表示されます
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      Failed
    </td>
    
    <td>
      ボリュームがこのディスクを故障と判定しました
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      Absent
    </td>
    
    <td>
      スロットから抜かれた、または検出されなくなりました
    </td>
  </tr>
  
  <tr>
    <td>
      Not Initialized
    </td>
    
    <td>
      どのボリュームでも使用されていません
    </td>
  </tr>
</tbody>
</table>

### ディスクを追加する

ボリュームの空き容量が少なくなってきたらディスクを追加します。空きスロットに新しいディスクを装着し、拡張したいボリュームで **Add Disks** を使うと、追加した分だけ容量が増えます。

- **Data Volume** — アプリケーションとモデルが置かれるため、通常はこちらが先に埋まります。未割り当てのディスクであれば何でも使え、容量の下限はありません
- **System Volume** — システムディスク用スロットのディスクだけが参加できます。RAID 1 は同じデータをすべてのメンバーにミラーするため、既存のシステムディスク以上の容量が必要です

追加したディスクは、システムが準備している間 **Initializing** と表示され、ボリュームの一部になると **Online** に変わります。

### ディスクを取り外す・交換する

まだ使えるディスクを引退させるとき、または故障したディスクを交換するときに取り外します。データはディスクが外れる前に処理されます。System Volume はミラーを再構築し、Data Volume はそのディスクのデータを残りのディスクへ移します。その間、ディスク I/O は上昇します。

- **System Volume** — ボリュームが **Healthy** で、システムディスクを 2 本以上保持している場合にディスクを取り外せます。**Degraded** の間は **Failed** または **Absent** のディスクしか取り外せないため、交換用ディスクを入れて再構築できます
- **Data Volume** — システムはまず、残りのディスクでデータを保持できるかを確認します。保持できない場合、取り外しは開始されません。先にボリュームを拡張してから、ディスクを取り外してください。保持できる場合、ディスクは **Removing** になり、Longhorn が移行を開始します

<caution>

**ディスクを抜く前に移行の完了を待ってください：**

**Removing** のディスクにはまだデータが残っています。物理的に取り外して安全なのは、**Unassigned** の下にステータス **Not Initialized** で表示されてからです。

</caution>

<note>

**Cancel Remove** は移行を停止し、ディスクを運用に戻します。すでに移動したレプリカは移動先にとどまります。

</note>

## Mount Points: NAS を ARX に接続する

企業のデータはすでに NAS に置かれていることが多く、すべてを ARX へコピーする必要はありません。マウントポイントを作成すると、ARX はリモートの共有フォルダーを利用可能なストレージとして扱えるようになり、対応アプリに渡せます。

**NAS で共有フォルダーを用意する → NFS で公開する → ARX でマウントポイントを作成する → テストしてマウントする → アプリで選択する**

利用できるプロトコルは 2 つです。**NFS** と、ネットワークインターフェイスと NAS の両方が対応している場合にスループットを高められる **NFS over RDMA** です。RDMA は高度なオプションで、両端が対応している場合にのみ使用します。

![Storage Manager のマウントポイントページ](https://docs.ardge.com/screenshots/guide/ja/storage-manager-mount-points.webp)

![マウントポイントの追加ダイアログ](https://docs.ardge.com/screenshots/guide/ja/sto-07.webp)

<warning>

マウントポイントを削除すると、それを使用しているすべてのアプリケーションが再起動し、そのアプリケーションはストレージから切断されます。確認ダイアログに対象のアプリケーション名が一覧表示されます。マウント処理中のマウントポイントは削除できません。

</warning>

NAS 側の NFS 設定を含む設定手順の全体は [Storage Manager でアプリケーション用にリモートストレージをマウントする](https://docs.ardge.com/ja/knowledge/arx-os/mount-remote-storage) を参照してください。

## Files: リモートのデータが実際に見えているか確認する

マウントポイントによってデータが実際に取り込まれているかを確認し、アプリケーションに渡すフォルダーを探します。マウントポイントのディレクトリツリーを参照でき、各エントリには名前、サイズ、作成日時と更新日時が表示されます。

![Storage Manager のファイルページ](https://docs.ardge.com/screenshots/guide/ja/sto-08.webp)

## Application Storage Settings: 各アプリの読み取り元と書き込み先を決める

インストール済みの各アプリケーションに、使用するストレージ — 生成物の書き込み先と、ソースデータの読み取り元 — を指定します。1 アプリケーションにつき 1 行で、設定は 2 つあります。

- **Application Data Storage** — アプリケーションが生成したファイルの書き込み先です。**ARX Local Storage** か、書き込み権限のあるマウントポイントのいずれかを指定します
- **Files Source Folder** — アプリケーションがデータソースとして読み取る既存のフォルダーです

グレーアウトされた値は、そのアプリケーションがそのパスに対応していないことを示します。対応の有無はアプリケーション自身の宣言によって決まるため、すべてのアプリケーションが対応しているわけではありません。

![Storage Manager のアプリケーションストレージ設定ページ](https://docs.ardge.com/screenshots/guide/ja/sto-09.webp)

<caution>

変更を保存するとアプリケーションが再起動するため、そのサービスは一時的に停止します。**Application Data Storage** をローカルストレージからリモートマウントポイントに切り替えると、ローカルストレージにあった内容は**完全に削除されます**。

</caution>

## NAS のドキュメントを AI に渡したいだけの場合、どの手順を踏むか

1. NAS で共有フォルダーを用意する
2. **Storage Manager > Mount Points** で接続を作成する
3. **Storage Manager > Files** でデータが見えることを確認する
4. **Application Storage Settings** またはアプリ側で Files Source Folder を設定する
5. アプリに戻って同期・インポート・インデックス作成を開始する


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